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獣医師・動物医療 グリーフ ケア アドバイサー 阿部美奈子先生のペットロス・ペットライフ・サポート

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2012年度がスタートしました!
早いものでマレーシアに住まいを移しまして1年4か月がすぎます。
昨年1年間、多くの方々のご支援をいただきまして、毎月マレーシアと日本を往復しながら、グリーフケアアドバイザーとしての活動を成し遂げることができました。
心より感謝しています。
今年も遠距離通勤を続けながら、グリーフケアを実施して参ります。
人にとって、ペットの存在感がますます大きくなり続ける今日。
大切なペットにとって「安全な」環境作りを目指し、さまざまな角度からグリーフケアを実施していきたいと思っています。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
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LinkIconマレーシア滞在期間中の対応について(飼い主様向け)
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ターミナル期のグリーフケアを通して伝えたいこと。

(ターミナル期~治らない病気。老齢。死が避けられない状態。最期を迎える時)
動物病院にて出会いました飼い主様との面談を通して、心を調整し、
日常に笑顔を取り戻していただきました。

「死」にばかり焦点を当てることで、ターミナル期には多くの飼い主様が抱える
不安や恐怖を必要以上に大きく抱えこんでいらっしゃるケースが多く存在しました。

愛するペットを失うかもしれないという現実から発生するグリーフ、
そしてもう1つの要因は、病気の治療をどこまで積極的にしていくことが正しいのかがわからず
出口のない世界に孤立している状況がありました。

「この子がしゃべってくれたら・・・」
「言葉を話さないからわからなくて・・・」
このような言葉を多く聞きました。

今受けている治療で、我がペットが喜んでいるのかどうか、苦しめているのではないか、
1日でも1時間でも一緒にいたい、長く生きていてほしい、けれども・・・
迷いや焦り、後悔、自責や罪悪感などを1人で抱え込み疲労感だけが重なっていきます。
そして一緒にいるペットはその様子をじっとじっと見つめています。

「人と暮らす動物でありますペットは、人の心の空気を感じて生きています。」

私たち人と暮らすペットの幸せは大好きな人の今までと変わらない笑顔です。
「日常」の暮らしなのです。

ペットとのお別れまでの残された時間、この大切な寿命に1分でも長く1回でも多く、
どんな病気であっても、どんな治療を受けていても、
彼らは人のそばで最期まで安全に生き抜くことができるでしょう。

飼い主様のお気持ちを傾聴する間、私をじっと見るペットたち。
彼らは言葉ではない形でまっすぐにメッセージを送ってきているように感じます。

私のカウンセリングでは彼らが示す表情から感じたままを飼い主様にお伝えします。

「先生はアニマルコミュニケーターなのでは?」と、多くの飼い主様に聞かれましたが、
私は自分がそうなのか、アニマルコミュニケーターとは特別な能力であるのか、
正直なところわかりません。

私は自分の気持ちや価値観を一時的に封印し、
ペットの目の中に入るような感覚で彼らの目になって、
世界を見よう、心を感じてみようと試みます、
おそらく多くの飼い主様が彼らのメッセージを感じていらっしゃるのではないでしょうか。

飼い主も医療者もペットに関わる全ての「人」が、
動物にとっての「安全感」がどれほど生きていくために重要であり、
大事にしていかなくてはならないことなのかを再認識しましょう。

全ての人が協力し、愛すべきペットの病気に向き合っていけるような環境が整うことを
心から願います。


東北関東大震災で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

2011年3月11日金曜日。
マレーシアで、突然ニュースが飛び込んで参りましたとき、NHKの画像が日本だと、
どうしても信じられずなにが起こったのか理解するのに時間がかかったことを思い出します。
誰もが日本が津波に襲われることを想像もしていなかった、
あたりまえの日常を穏やかに過ごしていたその瞬間に、大惨事が起こりました。

日本中がgriefで溢れています。 

なんの心の準備もないその一瞬にさまざまなものを喪失してしまいました。
多くの大切な命を奪い、Homeを破壊し、平和な時間を悪夢のような苦痛に変えてしまいました。
現在は震災直後のショック状態から悲痛の時期へとゆっくり心理が移行し、
現実の傷みとなって人を襲いはじめているかもしれません。
ストレスがさまざまな病気を引き起こす危険な時です。

Grief careが必要です。

被災地やその周辺の地域でも人が生きることが大変な時、自分のペットの安否がわからず、
不安に感じる気持ちや別れを悲しむ気持ちを口に出すことに罪悪感を覚え、
苦しく悲しい気持ちを誰にも言わず封じ込め、
1人で苦しみを胸のうちに抱えてしまう人も少なくないでしょう。

またペットの具合が悪くても、ガソリン不足で車が運転できず病院に行けない場合や
道路事情など、様々な要因で診察が受けられない状況も多くあります。
震災後に受け入れ難い現実の中で、どのように病気のペットと向き合っていくことができるのか、
ペットとの絆を維持できるのか、最善な方法とはなにか、考えていかなくてはなりません。

震災時になんとかペットも一緒に避難所までたどりつけた方は、どんなにか苦境であっても、
共に生きていることで安心し癒されることでしょう。
しかしながら生き別れになってしまわれた方々も多くいらっしゃることと胸が痛みます。
時間が経つにつれてライフラインは復活し、平和な環境になったとしても、
心に深い悲しみを抱えたまま心がずっしり重く、
身動きが取れなくなってしまう状況が起こってしまう、そのような危険を感じます。

獣医師としてグリーフケアアドバイザーとして1人でも多くの飼い主のみなさまと出会い、
その心の叫びを受け止め、できる限りのケアをしていきたいと思っています。

獣医師 グリーフケアアドバイザー 阿部 美奈子

マレーシアへ引っ越しいたしました
2010年12月25日 マレーシアに引っ越しいたしました!
夫の赴任先へ娘2人犬2匹猫2匹の大移動。
2011年よりマレーシアに拠点を移して活動を開始しています。
こちらでの学びを今後のグリーフケアへ十分に反映させていきたいと思っています。
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ペットとの「絆」を、今一度、きちんと見直して、日常での飼い主様の、心のケアの大切さをお話しさせて頂きます。

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