獣医師・動物医療 グリーフ ケア アドバイサー 阿部美奈子先生のペットロス・ペットライフ・サポート




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2013年、あけましておめでとうございます
常夏マレーシアで迎える3度目のお正月です。
マレーシアでは仕事休みは元旦のみ。1月1日はとても地味なのです。
国民が盛り上がる新年の本番は2月10〜12日のChinese New Year。
学校も会社も1週間くらい休みになり中華系マレー人を中心に大変盛り上がります。
みなさまはどのように新年をお迎えになられたでしょうか。
今年1年もマレーシアと日本往復生活を続けながら、グリーフケアが獣医療に
浸透することを目指してがんばります。
どうぞよろしくお願いいたします。
2013年、ペットと人に笑顔の輪が広がりますように。
昨年も1月から12月まで毎月日本での活動を続けることができました。
多くのみなさまの支援に心より感謝申し上げます。
毎月帰国のたびに多くの出会いがありました。
動物医療にグリーフケアが必要だと思い立ち、手探りで始めた動物医療グリーフケア。
待合室診療、カウンセリング、各種セミナーを提供はじめて7年になります。
新しい分野への理解を得るためには、自分自身が行動し、結果を見ていただくしかないという思いで、全力投球する時間でした。
本当に多くのペット、そして飼い主様に出会い、グリーフケアをしていくことで、苦しみや悲しみをほっとする笑顔に変えることができる、そう確信した時間でした。
現在、本当に大勢の獣医師、動物看護師、トリマーなど獣医療に関わる方々が、グリーフケアに強い関心を示し、そしてセミナーにご参加いただいています。
臨床現場でその知識を難しいながらも実践に移し、ペットと飼い主様の安全基地としてのHOMEを目指し院内の空気が変わり始めているのではないかと期待してます。
念願だった東北地方でのグリーフケア講演会も、獣医師会のご協力の下、開催することができました。
会場に集まってくださいました市民の方々の温かさは私の大きな勇気となりました。
震災がきっかけで出会ったご縁と思いますと複雑ですが、改めて出会いの意味を感じています。
今年は仙台、石巻をはじめ全国へ向けて自分にできるグリーフケアを展開していきます。

あけましておめでとうございます。


マレーシアで迎える4度目のお正月です。
昨年11月末に3年滞在しましたコンドミニアムから、マレーシアで主流のリンクハウスというタイプのお家が並ぶ住宅地にお引越しいたしました。
さらに異文化交流を重ねて、マレーシアンライフを充実することができましたら幸いです。
今年はマレーシアでの動物や人との関わりを通して、異文化体験も紹介していきたいと思っています。

昨年も毎月日本と往復しながら、各地で本当に多くのペット、人々とのご縁をいただきました。関東を中心に東北地方、北海道、東海方面へ動物医療でのグリーフケアを実施するに恵まれ大変有意義な1年となりましたことに心より感謝しています。

昨年9月、愛犬リズムを亡くしました。
あまりに突然の別れでした。
自分自身のgrief体験を通して見えてきたこともあります。
現在も時折、胸がキュンと痛んだり、どうしようもなく会いたくなる瞬間と向き合いながら、喜びと悲しみとともに愛犬リズムの存在はそばにあります。
これからもずっと。

ペットの存在がどれほど人にとって大きな支えとなり、それがごく自然な形で
心と体に「安全感」を与えてくれているか‥改めて強く感じる今日です。

出会い、共に笑顔で暮らすペットライフ。

当たり前のように流れる時間が、ペットの見せる表情の「違い」で不安や恐怖を伴う緊張の時間へと変わるのです。

これも自然な心の反応「grief」なのです。

このような心身に現れる状態を1人で抱えることなく、また抱えさせることなく
友人や家族、そして動物医療者へ話すことができる環境を整えたいと心から思っています。

動物病院…
大切なペットの命とかかわる場所。
個々のペットが家族にとってOnly oneそしてnumber oneであることを胸に刻みながら、彼らの心身の苦痛を軽減できるよう最善の医療を提供していく安全基地をめざします。

お家…
ペットは病気以外の角度からも実は多くのストレス源に包囲されてしまう現状があります。ペットが病気のときこそ、彼らの生きるお家では今までの日常と変わらない「安全基地」の提供を目指します。ペットも人と同様、「安全基地」でこそどのような心身の傷も癒せるでしょう。

かけがえのない命が脅かされたとき、人が感情のコントロールをすることはもちろん
大変むずかしいことです。

ここにグリーフを知り。グリーフケアを施していくことの大きな意味があります。
ペットの目から景色を見ること。
彼らのメッセージがまっすぐに伝わってくるでしょう。

2014年は…
ペット、飼い主、医療者の3者による相互間コミュニケーションを深めて。
どんな過酷な悲しみの中にあっても、ペットにたとえ小さくとも喜びを与える方法が
必ず存在します。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

追伸
動物医療グリーフケア講演は、動物医療関連、飼い主様の両者に向けて
ペットを愛するすべての人へ幅広く伝えていくことを目指しています。
多方面からのご依頼をできるかぎりお引き受けしていきたいと存じますので
メールにてご相談ください。