獣医師・グリーフケアアドバイザー阿部美奈子主催 動物医療従事者向け
動物医療グリーフケアアドバイザー養成講座
ペットも人も幸せにつなげる動物医療を目指して
グリーフ(Grief)は大切な宝物を失ったときに現れる自然な心の反応を意味します。
悲しみや嘆きのほかにショック、不安、後悔、罪悪感、自責、期待などさまざまな形で現れてきます。
実はこのようなグリーフがペットを失う以前から動物病院に来院する飼い主様に同じように見られているのです。
現在私が秦野みかん動物病院にて実施しています「待合室診療」を通して、
「飼い主様に対するグリーフケアとその有効性について」ご理解をいただけますよう、実体験をもとに内容を構成いたしました。
大学では学ぶ機会のない「グリーフケア」&「コミュニケーション」。
真のHome Doctorを目指してこの機会に グリーフケアを貴院に取り入れてみませんか? 多くの医療者の方々のご参加お待ちしています。
■ 講師紹介:獣医師,動物医療グリーフケアアドバイザー 阿部美奈子
麻布大学 大学院修士課程修了。
麻布大学付属病院研修医、動物病院勤務を経て、2006年よりグリーフケア専門に活動を開始。
現在、来院する飼い主様に寄り添うグリーフケアアドバイザーとして活躍。
第1回:8月11日:Home Doctorとは。
現代の医療に必要とされる3つのCのご紹介。
動物病院と人との関係変化(ペットと人との絆の変化、様々な絆の存在・理解)
Home Doctorの役割とは。危機感を持つ飼い主を安全感に導くために。
第2回:8月18日:動物病院コミュニケーション
コミュニケーションとは(ボディランゲージが示すメッセージ)
非言語的コミュニケーションの重要性
動物病院での具体的なアプローチ
第3回:9月8日:グリーフ(悲嘆)のプロセス
グリーフの理解~愛着と対象喪失。
来院する飼い主様の心理過程
グリーフを抱える飼い主様の行動への理解と正しい対応
第4回:9月22日:グリーフケアコミュニケーション実習
グリーフケア事例紹介
飼い主様のもやもや感をすっきり感に変える対話。
実際にやってみよう!(ロープレイ)
第5回:10月6日:ターミナルカウンセリング
ターミナル期とは。
ターミナル期に見られる家族の状態と心のケア。
治療の方向性と「良い看取り」の実現。
第6回:10月20日:ターミナルカウンセリングの症例&実習
ターミナルカウンセリングの事例紹介
考えてみよう!(グループ演習)
やってみよう!(ロールプレイ)
第7回:11月10日:インフォームド・コンセント
インフォームド・コンセントの定義
どうして上手に伝わらないのだろうか~医療者側の注意点。
症例検討~成功へのヒント。
第8回:11月24日:院内ストレスケア
医療者が抱えるストレスとは。
自分の考え方の特徴を知る~思考、感情、行動のパターン
ストレスケースの実例と対処方法。
第9回:12月8日:待合室診療
待合室の特徴。飼い主の気持ちの変化。
獣医師と飼い主をつなぐパイプ役の意味。
実際の待合室診療~事例を用いて。
第10回:12月15日:ペットロス(死後のグリーフ)と飼い主支援
飼い主の悲しみや恐怖への正しい援助とは。
「送り人」として~命のバトンタッチへ
ペットロスカウンセリング~事例を用いて。
◆日時◆ | 2010年 8月11日18日、9月8日22日、10月6日20日、 11月10日24日、12月8日15日(予定)全10回 開場:18:30 (HAAC新代田) 講義:19:00~21:00(各2時間) 質問:21:00~21:30(お時間のある方はご質問・ご相談等受け付けます) |
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◆料金◆ | 1講座 5000円 (学生4000円) 月払い/10000円×5回 一括/ 50000円 振込・持参いずれも可(領収書をお渡しいたします。) |
◆定員◆ | 8名 |
◆開催場所◆ | HAAC事務所 京王井の頭線「新代田」駅より徒歩2分 東京都世田谷区代田4-10-24 フロント新代田102 TEL 03-6379-1490 |
《申込み/お問い合わせ》
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